CLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)の使い方は?初心者向けに基本操作・イラストの描き方を解説
CLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)の使い方は?初心者向けに基本操作・イラストの描き方を解説
「CLIP STUDIO PAINTを入れてみたけれど使い方がわからない」
「デジタルイラストは何から始めればいい?」
「レイヤーやブラシの使い方が難しそう……」
初めてCLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント/クリスタ)を開くと、画面にたくさんのツールやパレットが表示されるため、難しそうに感じるかもしれません。
しかし、最初からすべての機能を覚える必要はありません。
基本的には、
キャンバスを作る
↓
ブラシで下描き
↓
レイヤーを追加して線画
↓
色を塗る
↓
仕上げ
↓
保存・書き出し
という流れを覚えれば、まず1枚のイラストを完成させることができます。
CLIP STUDIO PAINTは、イラストだけでなくマンガ・Webtoon・アニメーション・デザインまで幅広く対応する制作アプリです。
この記事では、初めてクリスタを使う方に向けて、基本的な使い方から作品を完成させるまでの流れをわかりやすく解説します。
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CLIP STUDIO PAINT初心者は何から覚えればいい?
CLIP STUDIO PAINTには非常に多くの機能があります。
そのため、
「全部覚えてから描こう」
とすると、なかなか作品制作を始められません。
初心者なら、まず次の5つを覚えてみましょう。
①キャンバスを作る
②ペン・ブラシで描く
③消しゴムで消す
④レイヤーを使う
⑤作品を保存する
これだけでもイラストは描けます。
手ブレ補正、3D、素材、ベクターレイヤーなどは、基本操作に慣れてから少しずつ覚えていけば大丈夫です。
STEP1|新規キャンバスを作成する
CLIP STUDIO PAINTを起動したら、最初に作品を描くためのキャンバスを作ります。
メニューから「新規」を選び、作品の用途やキャンバスサイズなどを設定します。
初めてイラストを描く場合は、あまり細かな設定にこだわる必要はありません。
SNS投稿、印刷、マンガなど、作品の用途によって適切なサイズや解像度は変わります。
特に印刷する作品の場合は後からサイズを変更すると困ることもあるため、最初に完成作品の用途を決めておきましょう。
STEP2|ブラシを選んで下描きする
キャンバスができたら、いよいよ描いていきます。
CLIP STUDIO PAINTにはペン、鉛筆、水彩など、さまざまな描画ツールが用意されています。
初めてなら、まず鉛筆系のブラシなどを選んで自由に線を描いてみましょう。
いきなりきれいな作品を完成させようとするより、
線を描く
円を描く
色を変える
ブラシサイズを変える
といった簡単な操作を試してみるのがおすすめです。
デジタル特有の描き心地に慣れてきたら、人物やキャラクターなどの下描きへ進みます。
STEP3|手ブレ補正を使って線を描く
「紙なら描けるのに、ペンタブだと線がガタガタする」
というのは、デジタルイラスト初心者によくある悩みです。
そんなときに役立つのが手ブレ補正です。
CLIP STUDIO PAINTでは、ブラシごとに手ブレ補正を調整できます。
補正を強くすると線が滑らかになりやすく、弱くすると手の動きを反映しやすくなります。
ただし、
補正を強くすれば必ず描きやすくなる
わけではありません。
強すぎるとペンが遅れてついてくるように感じる場合があります。
自分が気持ちよく描ける数値を探してみましょう。
STEP4|レイヤーを使って線画を描く
デジタルイラストでぜひ覚えたいのがレイヤーです。
レイヤーは透明な紙を何枚も重ねるような仕組みと考えるとわかりやすいでしょう。
たとえば、
レイヤー1:下描き
レイヤー2:線画
レイヤー3:肌
レイヤー4:髪
レイヤー5:服
レイヤー6:背景
というように分けて制作できます。
下描きと線画を別レイヤーにしておけば、線画完成後に下描きだけ非表示にできます。
また、髪の色を変えたいときも髪だけ別レイヤーにしておけば修正しやすくなります。
最初は、
下描き・線画・色
の3つ程度に分けるところから始めてみましょう。
STEP5|ベクターレイヤーを使ってみる
線画制作に慣れてきたら、ベクターレイヤーも便利です。
通常のラスターレイヤーとは異なり、ベクターレイヤーでは描いた線の情報を保持しているため、線を描いた後から調整しやすいのが特徴です。
たとえば、
・線幅を変更する
・線の形を修正する
・交差した線を消す
・線画を拡大・縮小する
といった編集がしやすくなります。
初心者が最初から必ず使わなければならない機能ではありませんが、
「線画をもっときれいに仕上げたい」
と思った段階で覚えるとCLIP STUDIO PAINTの便利さを実感しやすい機能です。
STEP6|色を塗る
線画が完成したら色を塗ります。
CLIP STUDIO PAINTではブラシで直接塗るほか、塗りつぶしツールなども利用できます。
キャラクターなら、
肌
髪
服
小物
などをレイヤーに分けて塗ると修正しやすくなります。
さらに影やハイライトを別レイヤーにすると、立体感のある作品を作りやすくなります。
最初は高度な塗り方を覚えるより、
ベースカラー→影→ハイライト
というシンプルな流れで完成させることを目標にしましょう。
クリッピングを覚えると色塗りが便利
色塗りで便利なのがクリッピング機能です。
たとえば髪のベースカラーを塗ったレイヤーの上に新しいレイヤーを作り、下のレイヤーでクリッピングすると、髪の色が塗られている範囲からはみ出さずに影などを描きやすくなります。
「影を塗るといつもはみ出してしまう」
という方にも便利です。
デジタルイラスト初心者なら、レイヤーと一緒に覚えておきたい基本機能のひとつです。
3Dデッサン人形を使ってポーズを確認する
人物イラストを描いていると、
「腕の角度がわからない」
「座っている人物がうまく描けない」
「俯瞰やアオリが難しい」
と感じることがあります。
そんなときに便利なのが3Dデッサン人形です。
CLIP STUDIO PAINTでは3Dデッサン人形をキャンバスへ配置し、ポーズやアングルを調整して作画の参考にできます。
3Dをそのままなぞることだけを目的にするのではなく、
体の向き・関節・遠近感などを確認する資料
として活用すると便利です。
難しいポーズに挑戦するときの作画サポートとして使ってみましょう。
素材を使えば背景や制作の幅も広がる
CLIP STUDIO PAINTの大きな魅力が豊富な素材です。
CLIP STUDIO ASSETSでは、ブラシ・画像・3D・ポーズなどさまざまな素材を探すことができます。
すべてをゼロから作らなくても、制作内容に合った素材を取り入れることで作品作りを効率化できます。
特に初心者の場合、
「背景まで全部描かないと作品を完成させられない」
と思ってしまいがちです。
利用条件を確認したうえで素材を上手に活用することも、デジタル制作の方法のひとつです。
マンガの使い方は?コマ・フキダシ・トーンも使える
CLIP STUDIO PAINTはイラストだけでなくマンガ制作にも対応しています。
マンガでは、
・コマ枠
・フキダシ
・テキスト
・トーン
・集中線などの効果線
といった機能を利用できます。
PROでもマンガ制作は可能です。
短いマンガやSNSマンガならPROから始めることもできます。
一方、複数ページ作品の管理や本格的なマンガ・Webtoon制作を行う場合にはEXの機能が便利です。
これからマンガ制作へステップアップしたい方にもCLIP STUDIO PAINTは使いやすい制作環境でしょう。
描いた作品はこまめに保存しよう
作品制作中は、こまめに保存する習慣をつけましょう。
制作途中のデータはCLIP STUDIO FORMAT(.clip)で保存しておけば、レイヤーなどの編集情報を維持できます。
そして作品が完成したら、用途に合わせてJPEGやPNGなどへ書き出します。
たとえばSNSへ投稿する場合は、完成した画像を書き出して使用します。
重要なのは、
編集用データと完成画像を分けて考えること
です。
JPEGだけで保存してしまうと、後から元のレイヤー構成に戻して編集できません。
元の.clipファイルも残しておきましょう。
初心者はショートカットを少しずつ覚えよう
CLIP STUDIO PAINTに慣れてきたら、ショートカットキーを覚えると作業が速くなります。
最初から何十種類も暗記する必要はありません。
よく使う、
・取り消し
・保存
・ブラシ
・消しゴム
・キャンバス操作
などから少しずつ覚えていけば十分です。
作品を何枚も描いているうちに、
「この操作をもっと早くしたい」
と思う場面が出てきます。
そのタイミングでショートカットを追加していくと無理なく覚えられます。
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初心者がCLIP STUDIO PAINTを使いこなすコツ
CLIP STUDIO PAINTは高機能なので、
「使える機能が多すぎて難しい」
と感じる人もいるかもしれません。
しかし、最初から100%使いこなす必要はありません。
初心者なら、
1日目:ブラシで描く
2日目:レイヤーを使う
3日目:色を塗る
4日目:クリッピングを覚える
5日目:素材を使う
というように、一つずつ機能を増やしていく方法がおすすめです。
特に重要なのは、機能を覚えること自体を目的にしないことです。
「まず1枚完成させる」
ことを目標にしましょう。
作品を作る過程で必要になった機能を覚えていく方が、操作も身につきやすくなります。
わからないときは公式TIPSも活用できる
CLIP STUDIO PAINTには、使い方を学べる公式の「CLIP STUDIO TIPS」が用意されています。
初心者向けの基本操作からイラスト・マンガ・アニメーションなどの制作講座まで、さまざまな情報を確認できます。
「この機能はどうやって使うの?」
「髪はどうやって塗る?」
「マンガのコマを作りたい」
など、実際の制作中にわからないことが出てきたら、必要な内容をその都度調べてみましょう。
高機能なソフトだからこそ、学習コンテンツを利用しながら少しずつ使いこなしていく方法がおすすめです。
CLIP STUDIO PAINTの使い方を覚えたい人は無料体験から
まだCLIP STUDIO PAINTを購入していない方なら、まず無料体験を利用して実際に操作してみる方法があります。
ペイントアプリは、機能一覧を見るだけでは自分に合っているか判断しにくいものです。
実際に、
ブラシで線を描く
↓
レイヤーを作る
↓
色を塗る
↓
作品を保存する
ところまで体験してみると、使い心地がわかります。
また、
「イラスト中心だからPROで十分」
「本格的にマンガを描きたいからEXが必要」
といった判断もしやすくなるでしょう。
CLIP STUDIO PAINTはこんな人におすすめ
CLIP STUDIO PAINTは、
・初めてデジタルイラストに挑戦する
・もっときれいな線を描きたい
・アナログからデジタルへ移行したい
・マンガを制作したい
・Webtoonやアニメーションにも挑戦したい
・無料のお絵描きアプリからステップアップしたい
・趣味から本格的な作品制作まで長く使いたい
という方に向いています。
初心者が利用できる基本機能と、本格的な制作へ進んだ後に役立つ高度な機能をひとつの制作環境で利用できるのが魅力です。
まとめ|CLIP STUDIO PAINTは基本操作から少しずつ覚えよう
CLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)は非常に多くの機能を備えていますが、初心者が最初からすべて覚える必要はありません。
まずは、
①新規キャンバスを作る
②ブラシで下描きする
③新しいレイヤーで線画を描く
④レイヤーを分けて色を塗る
⑤影やハイライトを加える
⑥作品を保存・書き出す
という基本的な流れを覚えましょう。
慣れてきたら、
手ブレ補正
ベクターレイヤー
クリッピング
3Dデッサン人形
素材
マンガ制作機能
などを少しずつ取り入れていけば、表現の幅を広げられます。
CLIP STUDIO PAINTは、初心者がイラストを描き始めるところから、マンガ・Webtoon・アニメーションなど本格的な作品制作へステップアップしていける制作アプリです。
「難しそうだから使いこなせないかも」と考えるより、まずは1枚描いてみることから始めてみましょう。
無料体験も用意されているため、購入を迷っている方は実際にブラシの描き心地やレイヤー操作などを試してから判断するのがおすすめです。
描く→わからないところを調べる→また描く
を繰り返すうちに、自然と使える機能が増えていきます。
デジタルイラストやマンガ制作を本格的に始めたい方は、CLIP STUDIO PAINTで最初の1枚を作るところからスタートしてみてはいかがでしょうか。
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