パラレルズ(Parallels)は買い切りできる?永続ライセンスとサブスクの違いを解説
パラレルズ(Parallels)は買い切りできる?永続ライセンスとサブスクの違いを解説
「Parallels Desktopに買い切り版はある?」
「毎年料金を払わずにMacでWindowsを使いたい」
「買い切りとサブスクはどちらがお得?」
MacでWindows 11やWindowsアプリを利用できるParallels Desktop(パラレルズ・デスクトップ)。
便利なソフトですが、購入するときに迷いやすいのがライセンスです。
最近は多くのソフトがサブスクリプションになっているため、
「Parallelsも毎年料金を払わないと使えないの?」
と思っている方もいるでしょう。
結論からいうと、現在のParallels Desktopには買い切りで利用できる永続ライセンスがあります。
ただし、すべてのエディションを買い切りできるわけではありません。
今回はParallels Desktopの買い切り版について、年間サブスクリプションとの違いやメリット・デメリット、どちらを選ぶべきかまで詳しく解説します。
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Parallels Desktopには買い切り版がある
現在、Parallels DesktopのStandard Editionには、
年間サブスクリプション
永続ライセンス(買い切り)
の2種類が用意されています。
永続ライセンスなら一度購入すれば、購入したバージョンを継続して利用できます。
毎年ライセンス料金を支払う必要はありません。
「MacもWindowsも頻繁にOSを更新しない」
「できるだけ固定費を増やしたくない」
という方には魅力的でしょう。
買い切りできるのはStandard Edition
ここは特に重要です。
現在、買い切り版が用意されているのは基本的にParallels Desktop Standard Editionです。
一方、
Parallels Desktop Pro Edition
Parallels Desktop Business Edition
はサブスクリプション方式となっています。
そのため、
「開発用途でProの高度な機能が必要だけれど買い切りにしたい」
という選び方はできません。
一般的な個人ユーザーで、
「MacでWindowsアプリを使いたい」
という目的ならStandard Editionから検討するとよいでしょう。
買い切り版=将来のバージョンも無料ではない
Parallelsの買い切り版で最も注意したいのがここです。
永続ライセンスだから、今後登場するすべてのParallels Desktopを無料で使えるわけではありません。
買い切り版で購入できるのは、基本的に購入したバージョンの永続使用権です。
たとえば現在のParallels Desktop 26を永続ライセンスで購入した場合、Parallels Desktop 26を使い続けることができます。
しかし将来Parallels Desktop 27や28などが登場し、新しいバージョンへ移行したくなった場合は、新たなライセンスやアップグレードが必要になる可能性があります。
ここを理解せずに、
「一度買えばParallelsを一生最新版で使える」
と考えないようにしましょう。
買い切り版はOSアップデートにも注意
もうひとつ重要なのが、macOSやWindowsのアップデートです。
Macは毎年のように新しいmacOSが登場します。
Windows 11も継続的にアップデートされます。
Parallels Desktopも、それらに合わせて互換性を改善していきます。
しかし買い切り版の場合、将来登場するOSとの互換性が保証され続けるわけではありません。
現在の環境を長期間そのまま使うなら問題になりにくいですが、
「Macを買い替える」
「毎年最新macOSへアップデートする」
という方は注意が必要です。
サブスク版のメリットは最新版を利用できること
年間サブスクリプションの大きなメリットは、契約期間中に新しいParallels Desktopへアップグレードできることです。
新しいmacOSやWindowsが登場した場合も、最新バージョンのParallels Desktopを利用しやすくなります。
つまり、
買い切り版=購入時の環境を長く使う人向け
サブスク版=常に新しい環境を使いたい人向け
と考えると分かりやすいでしょう。
買い切り版とサブスク版の違い
両者の大きな違いを整理すると次のようになります。
買い切り版
一度購入すれば購入したバージョンを継続利用可能。
毎年の料金は不要。
ただし将来のメジャーアップグレードは基本的に含まれません。
新しいmacOSなどとの将来的な互換性にも注意が必要です。
年間サブスクリプション
契約期間中はParallels Desktopを利用できます。
毎年料金が発生します。
一方、契約期間中の新しいバージョンへのアップグレードが含まれます。
最新のMac・macOSを積極的に利用する方には便利です。
買い切り版のメリット① 毎年料金を払わなくていい
最大のメリットは、やはり毎年の支払いが必要ないことです。
最近は、
動画配信
クラウドストレージ
Office
セキュリティソフト
など、さまざまなサービスがサブスク化しています。
そこへParallelsの年間料金まで追加すると、固定費が増えてしまいます。
「必要なソフトはできるだけ買い切りにしたい」
という方には永続ライセンスが魅力的です。
買い切り版のメリット② 同じ環境なら長く使える
MacやOSを頻繁に変更しない人なら、買い切り版との相性は良いでしょう。
たとえば、
「現在のMacを数年間使う予定」
「仕事で必要なWindowsソフトも変わらない」
「macOSを毎年すぐ最新版にしない」
という使い方なら、同じParallels Desktopを長期間利用できる可能性があります。
利用期間が長くなるほど、サブスクより買い切り版のほうが総額を抑えられるケースもあります。
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買い切り版のデメリット① 最新版へのアップグレードは含まれない
買い切り版の弱点は、最新バージョンへ自動的にアップグレードされないことです。
Parallels Desktopの新しいバージョンが登場して、
新しいmacOSへの対応
Windowsとの互換性改善
新機能追加
パフォーマンス改善
などが行われても、現在の永続ライセンスで新バージョンをそのまま使えるとは限りません。
最新版が必要になれば追加費用が発生する可能性があります。
買い切り版のデメリット② Macを買い替える人は注意
数年後に新しいMacへ買い替える予定がある方も注意しましょう。
新しいMacでは、
新しいAppleシリコン
新しいmacOS
新しいハードウェア仕様
などが採用される可能性があります。
古いParallels Desktopが新しい環境に対応しなければ、結局新しいバージョンを購入することになります。
「一度買ったらMacを何台買い替えても永遠に使える」
という意味の買い切りではありません。
サブスク版がおすすめの人
年間サブスクリプションが向いているのは、
macOSを毎年最新版へ更新する
新しいMacへ買い替えることが多い
Parallelsの新機能を使いたい
Windows環境を仕事で使う
互換性を重視したい
という方です。
特に仕事でWindowsアプリを使用している場合、
「OSをアップデートしたら急に使えなくなった」
という状況は避けたいですよね。
業務利用なら、最新バージョンを利用しやすいサブスクリプションの安心感は大きいでしょう。
買い切り版がおすすめの人
一方、買い切り版がおすすめなのは、
毎年料金を払いたくない
同じMacを数年間使う
macOSを頻繁にアップデートしない
Windowsアプリをたまに使う程度
Standard Editionの機能で十分
という方です。
「Windows専用ソフトを時々起動できればいい」
という程度なら、買い切り版でも十分なケースがあります。
Standard Editionでできること
「買い切り版だと機能が少なすぎない?」
と心配する方もいるでしょう。
Standard Editionでも一般的な個人利用に必要な機能はそろっています。
たとえば、
MacでWindows 11を実行
Windowsアプリを利用
MacとWindows間でファイル共有
コピー&ペースト
ドラッグ&ドロップ
3Dアクセラレーション
などが利用できます。
現在のStandard Editionでは、仮想マシン1台につき最大8GBの仮想RAMと最大4 vCPUを割り当てられます。
一般的なWindowsアプリを利用する目的なら、まずStandardで十分か確認するとよいでしょう。
Pro Editionとの違いは?
Pro Editionは、開発者やパワーユーザー向けです。
現在は仮想マシン1台につき最大128GB vRAM・32 vCPUまで対応し、
コマンドラインツール
高度な仮想化機能
開発・テスト用途
高負荷なWindowsアプリへの対応
などが強化されています。
ただしPro Editionは年間サブスクリプションです。
「買い切りにしたいからStandardを選ぶ」のではなく、自分に必要な機能がStandardで足りるかを先に確認しましょう。
Windows 11は別途購入が必要?
ここも勘違いしやすいポイントです。
Parallels Desktopの買い切り版を購入しても、Windowsライセンスが付属するわけではありません。
Parallels Desktopは、Macの中にWindowsを動かす環境を作るソフトです。
Windowsを正規に利用するためのライセンスは別途必要です。
そのため導入費用を考える場合は、
Parallels Desktop
+
必要に応じたWindows 11ライセンス
という形で考えましょう。
AppleシリコンMacでも使える?
現在のParallels Desktopは、AppleシリコンMacに対応しています。
Appleシリコン搭載MacではWindows 11 Arm版を利用します。
Microsoftも、Parallels DesktopをAppleシリコンMac上でWindows 11 Pro・Enterpriseを実行するための認定ソリューションとして案内しています。
ただしArm版Windowsでは、すべてのWindowsソフトや周辺機器が必ず動作するとは限りません。
特定のソフトを使う目的で購入する場合は、事前に対応状況を確認しましょう。
買い切り版を購入する前に無料で試す
買い切り版を検討している場合でも、いきなり購入する必要はありません。
Parallels Desktopには現在、14日間の無料トライアルがあります。
まず自分のMacへインストールして、
使いたいWindowsソフトが動くか
動作速度は問題ないか
Standard Editionで十分か
操作しやすいか
を確認できます。
特にAppleシリコンMacで古いWindowsソフトを使う場合は、無料期間中に実際のソフトを動かしてみるのがおすすめです。
30日間返金保証もある
Parallels公式から購入した製品には、現在30日間の返金保証があります。
ただし返金保証には条件がありますので、購入時には最新の規約を確認してください。
無料トライアルと返金保証が用意されているため、
「買い切り版を購入したものの、自分の目的には合わなかった」
というリスクを減らしやすくなっています。
買い切りとサブスク、結局どちらがお得?
これは利用期間だけでは判断できません。
たとえば同じMac・同じmacOS・同じWindows環境を数年間使うなら、買い切り版のほうが総額を抑えられる可能性があります。
一方、毎年最新macOSへ更新する方の場合、
買い切り版を購入
↓
新しいmacOSに対応するため新バージョンが必要
↓
再びアップグレード費用が発生
となれば、サブスクリプションとの差が小さくなる可能性があります。
つまり、
「何年間使うか」だけでなく、「MacやOSをどれくらい更新するか」
で判断することが大切です。
迷ったらStandardの無料トライアルから
個人ユーザーで迷っているなら、まずStandard Editionが自分の用途に合うか確認するとよいでしょう。
一般的なWindowsアプリをMacで使うことが目的なら、Standardで十分な可能性があります。
そのうえで、
OSを頻繁に更新しない → 買い切り版
常に最新環境を使いたい → 年間サブスクリプション
と選ぶと分かりやすいでしょう。
パラレルズ(Parallels)買い切り版まとめ
Parallels Desktopには現在、買い切りで利用できる永続ライセンスがあります。
ただし買い切りできるのは基本的にStandard Editionです。
Pro Edition・Business Editionは年間サブスクリプションとなっています。
買い切り版の最大のメリットは、
一度購入すれば、購入したバージョンを継続して利用できること。
毎年料金を支払いたくない方には魅力があります。
一方で、
将来のメジャーアップグレードは含まれない
新しいmacOSとの互換性が保証され続けるわけではない
Windowsライセンスは別途必要
という注意点があります。
そのため、
同じMac・OS環境を長く使う → 買い切り
macOSを頻繁に更新する・最新機能を使う → サブスク
という選び方がひとつの目安です。
特に「Windows専用ソフトを時々使いたい」というMacユーザーなら、Standard Editionの買い切り版は検討しやすいでしょう。
まずは14日間の無料トライアルで、実際に使いたいWindowsアプリが問題なく動くか確認してからライセンスを選ぶことをおすすめします。
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